データで見る朝霞 (更新: 2026/7/8)

【データで見る朝霞】人口14万6千人、12年連続の「転入超過」——それでも自然減は始まっている

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朝霞市議会議員のわたなべ竜二です。「データで見る朝霞」第3弾は、まちの土台である人口です。

市の公式統計(統計あさか 令和6年版・住民基本台帳)から、朝霞の現在地を数字で確認します。

結論を先に

  • 朝霞市の人口は145,938人(令和7年1月1日現在)。昭和37年の約2.8万人から一貫して増え続けています
  • 令和6年は転入9,846人・転出8,750人で、+1,096人の転入超過
  • 転入超過(社会増)は平成25年から12年連続
  • 一方で、令和5年から「自然減」(出生 < 死亡)の時代に入りました
  • つまり——朝霞の人口増は、いまや転入だけが支えています

1. 人口はどう増えてきたか

時点(各年1月1日) 人口 世帯数
昭和37年(1962) 28,258人 6,256
平成2年(1990) 100,043人 38,397
令和2年(2020) 141,802人 66,589
令和6年(2024) 144,964人 70,127
令和7年(2025) 145,938人 71,093

60年あまりで人口は約5倍。都心アクセスの良さを背景に、いまも年間1,000人ペースで増えています。

注目したいのは1世帯あたりの人数です。昭和37年の4.52人から、令和7年は2.05人まで下がりました。単身・共働き・少人数世帯が中心のまちに変わっており、「世帯数の伸び」が人口の伸びを上回り続けています。

2. 増加の中身——「転入超過」12年連続

人口の増減は、「自然動態」(出生−死亡)と「社会動態」(転入−転出)に分けられます。

出生 死亡 自然増減 転入 転出 社会増減
平成19年 1,410 712 +698 10,005 9,108 +897
平成29年 1,338 962 +376 9,981 8,824 +1,157
令和2年 1,320 1,026 +294 10,148 9,049 +1,099
令和4年 1,229 1,215 +14 9,559 9,096 +463
令和5年 1,127 1,289 △162 9,721 8,657 +1,064
令和6年 1,112 1,275 △163 9,846 8,750 +1,096

(出典:統計あさか令和6年版「人口動態」。△はマイナス)

毎年1万人近くが転入し、9千人近くが転出する——人口14.6万人のまちで、実は1年に人口の約7%が入れ替わっています。この新陳代謝の大きさが朝霞の特徴です。

そして差し引きの「社会増減」は、平成25年から12年連続でプラス。東日本大震災翌年(平成24年)に一度だけマイナスになって以来、朝霞は選ばれ続けています。

3. どこから来ているのか

令和6年の転入者(9,782人・国外等除く道府県別集計)の前住地は:

前住地 人数
埼玉県内 3,021人
東京都 2,645人
神奈川県 586人
千葉県 324人

県内からの住み替えと、東京からの流入が2本柱です。「都内に通いながら、家賃・住環境は郊外で」という子育て世代・働く世代の受け皿になっている構図が、はっきり数字に表れています。

4. 見過ごせない変化——「自然減」が始まった

明るい数字の裏で、静かな地殻変動が起きています。

  • 出生数:平成19年 1,410人 → 令和6年 1,112人(17年で約2割減)
  • 令和5年、朝霞市は統計上はじめて本格的な自然減(出生よりも死亡が多い状態)に入り、令和6年も継続

つまり、いまの人口増は**「転入超過が自然減を上回っているから」**成り立っている、綱渡りの増加です。転入の流れが細れば、朝霞もすぐに人口減少局面に入ります。

5. だから、何をすべきか(わたなべ竜二の視点)

「選ばれる街」の地位は永続しません。私は、転入してくれた方が定着したくなる環境づくりこそが、これからの朝霞の生命線だと考えています。

数字の出典はすべて朝霞市の公式統計です。「うちの地区はどうなの?」「この数字をもっと詳しく知りたい」という方は、お気軽にお問い合わせください。


出典:朝霞市「統計あさか 令和6年版」第2章 人口(住民基本台帳・各年1月1日現在/人口動態・住民異動月報)

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