市政解説 (更新: 2026/10/20)

朝霞地区4市の共用火葬場、基本計画の素案に意見を出せます|候補地は志木市下宗岡、計画は約1年遅れ

書いている人:わたなべ竜二(朝霞市議・2児の父)難病の息子と、政治を志した理由 →間違えたら直して公開しています

シェア:

朝霞市・志木市・和光市・新座市の4市が進めている共用火葬場について、基本計画の素案がまとまり、10月に市民意見交換会が開かれました(朝霞市では10月15日と17日)。市の公表資料から経緯を整理しました。

意見交換会の日程(終了しました)

オープンハウス形式で、説明パネル等を見ながら職員に質問や意見を伝える形でした。事前申込は不要でした。

日時 会場
10月15日(木)18:00〜20:00 宮戸市民センター ホール
10月17日(土)10:00〜12:00 内間木公民館 視聴覚室

他の3市でも同じ形式で開かれました。

日時 会場
10月2日(金)18:00〜20:00 志木市役所 展望ロビー
10月3日(土)10:00〜12:00 志木市役所 展望ロビー
10月5日(月)18:00〜20:00 和光市役所 展示棟・企画展示室
10月7日(水)18:00〜20:00 新座市役所 第2庁舎

朝霞市の担当は市長公室 政策企画課 政策企画係(048-463-3089)です。

なぜ作るのか

市はこう説明しています。

現在、朝霞地区4市の市民は近隣の火葬場を利用していますが、将来的に、高齢化のさらなる進展やそれに伴う死亡者数の増加等が予想され、火葬場の利用に制約を受けることが想定されます。

4市には共用の火葬場がなく、市民は近隣の火葬場を使っています。これが将来立ち行かなくなる、という見通しが出発点です。

朝霞市・志木市・和光市・新座市で構成する朝霞区市長会で、4市共用の火葬場を設置する必要性が高いという結論になりました。

これまでの経緯

  • 令和4年12月21日 4市で「朝霞地区4市共用火葬場設置検討に関する基本合意書」を締結
  • 令和5年4月1日 朝霞地区4市共用火葬場設置検討協議会を設置(事務局は志木市役所内)
  • 令和7年1月 基本構想を策定。素案からの市民コメントによる修正はなく、関係法令の記載のみ修正
  • 令和7年5月 基本計画策定等業務委託の公募型プロポーザルの選定結果を公表
  • 令和8年4月16日 令和8年度第1回協議会(和光市役所)
  • 令和8年9月 基本計画(素案)がまとまり、市民意見交換会を実施

協議会の会議録は志木市のホームページに掲載されています。

候補地は志木市下宗岡

市が公表している候補地は次のとおりです。

  • 場所 志木市下宗岡一丁目7209-1内ほか
  • 所有者 志木地区衛生組合・志木市

計画は約1年遅れています

市は令和7年12月16日に検討状況を公表し、こう記しています。

火葬場設置は基本構想よりおおむね1年程度遅れる見込みです。

事業のスケジュールが後ろにずれていることは、市自身が公表しています。

基本計画の位置づけ

市は基本計画の目的をこう説明しています。

長期的・総合的な観点から4市における適正な火葬体制の確立と周辺環境に配慮した火葬場建設を検討することを目的としています。あわせて、朝霞地区4市共用火葬場設置基本構想を踏まえたより具体的な内容を検討し、今後の事業化に向けた基本的要件を示すものとなります。

「今後の事業化に向けた基本的要件を示す」段階です。建設が決まって工事が始まっている、という段階ではありません。

今の斎場のこと

混同されやすいのですが、朝霞市斎場(大字溝沼1259-1)は式場・和室・祭壇・安置室のある施設で、市の「斎場のご案内」に火葬炉の記載はありません。葬儀や法事に使う施設です。

使用料や予約の方法は朝霞市斎場の利用案内にまとめています。

市民コメント(意見募集)は10月1日から30日まで

意見交換会とは別に、書面で意見を出す市民コメントが令和8年10月1日(木)から10月30日(金)必着で募集されています(市が9月25日に公表)。

  • 公表資料は10月1日に市ホームページに出ます(9月27日時点では準備中)。市政情報コーナー、内間木支所、各出張所、各公民館(中央公民館を除く)、図書館(北朝霞分館を含む)、政策企画課でも読めます
  • 出せるのは、市内に住所・事務所がある方、市内に勤務・在学の方、この計画に利害関係のある方
  • 提出は郵送・Fax・電子メール・政策企画課の窓口。匿名と電話は受け付けられません
  • 氏名と住所(押印不要)、意見と理由を書きます。様式は自由
  • メールは件名を「朝霞地区4市共用火葬場設置基本計画(素案)の意見」とし、添付ファイルを使わず本文に書きます

市民コメントの出し方全般は朝霞市に意見を届ける方法にまとめています。

意見を言える機会です

火葬場は、多くの人がいつか必ず関わる施設です。一方で、どこに作るか・どう運営するかは周辺にお住まいの方の生活に直接影響します。

意見交換会は終わりましたが、市民コメントなら10月30日まで書面で出せます。関心のある方は使ってみてください。


出典(2026年9月9日確認。市民コメントの項は2026年9月27日確認)

  • 朝霞市「朝霞地区4市共用火葬場設置基本計画(素案)市民意見交換会」(2026年9月8日更新)
  • 朝霞市「市民コメント 朝霞地区4市共用火葬場設置基本計画(素案)」(2026年9月25日更新)
  • 朝霞市「朝霞地区4市共用火葬場の設置検討」(2025年12月16日更新)
  • 朝霞市「朝霞地区4市共用火葬場設置基本構想を策定しました」(2025年1月21日更新)
  • 朝霞市「斎場のご案内」
朝霞市議会議員 わたなべ竜二
この記事の執筆・検証:わたなべ竜二 (朝霞市議会議員・国民民主党)

元システムエンジニア。朝霞市の暮らしの情報を、市などの公式情報と照合して掲載しています。 誤りに気づいたら、ページ内のLINEからそのまま教えてください。

わたなべ竜二を応援する

最新の活動・市政の情報をお届けします。応援・ご相談、お気軽にどうぞ。

この街で子育てする、ひとりの父親の話
26万分の1の難病を生きる息子。
——僕が政治を志した、本当の理由。

退院の日に鳴った一本の電話。半年間の付き添い入院。そして、会社をたたんだ決断。 朝霞市議・わたなべ竜二の原点になった出来事を、ありのままに書きました。

ストーリーを読む
朝霞の「暮らしに使える情報」をお届けしています

保育園・学童の申込時期、給食費や医療費の制度変更、防災やお祭りの情報など、 知らないと損をしがちなことを、わかりやすくお知らせします。 お困りごとのご相談も、直接どうぞ。

無料・いつでも解除できます。いただいた連絡先は、わたなべ竜二からのご連絡のみに使用し、第三者に提供することはありません。

関連記事

市政解説

朝霞市の庁議記録で分かった3つのこと|組織改編案・市庁舎工事の余波・「やや遅れ」の3施策

朝霞市が9月28日に公開した庁議の記録から3つ。令和9年4月にデジタル推進課が総務部から市長公室へ移り、公共施設再編の担当が「課」になる組織改編案(12月議会に条例案)。市庁舎改修の入札不調の理由と、学校施設長寿命化計画まで後ろ倒しになる決定。市が79施策のうち3つを「やや遅れている」と自己評価し、保育・学童もその1つ。

朝霞市の暮らし

9月8日の大雨で浸水した方へ|片付ける前に写真を撮ってください

9月8日の大雨で朝霞市内の住宅に浸水被害が出ています。市の証明書や支援を受けるには被害の記録が要るため、片付ける前の写真撮影が要ります。連絡先は住家が課税課、店舗などは産業振興課。床上浸水なら災害見舞金50,000円で、申請期限は被災の翌日から30日以内です。

朝霞市の暮らし

朝霞市のテニスコートは4か所|登録した種目で使えるコートが決まります

朝霞市の市営テニスコートは青葉台公園・内間木公園・滝の根・弁財公園の4か所です。青葉台と内間木は硬式優先、滝の根と弁財は軟式優先で、逆の種目で登録していると抽選申し込みができません。使用料も硬式コートが2時間800円、軟式コートが300円と差があります。