朝霞市で障害者手帳を持っている方が使える割引・助成の一覧|交通費の補助は申請する月で3倍変わります
朝霞市には、障害者手帳をお持ちの方が使える制度がいくつもあります。ただし市の公式ページが十数本に分かれていて、全体像がつかみにくくなっています。
いちばん見落とされやすいのは、交通費の補助が「申請した月」で金額が変わることです。
交通費の補助は三択。しかも申請月で3倍変わります
福祉タクシー券・バス鉄道共通ICカード・自動車燃料費のうち、使えるのはどれか1つだけです。
対象は次のいずれかの方です。
- 身体障害者手帳 1級・2級・下肢3級
- 療育手帳 ○A・A・B
- 精神障害者保健福祉手帳 1級・2級
ICカードと燃料費は、申請月で限度額が決まります
| 申請した時期 | 補助限度額 |
|---|---|
| 4月〜7月 | 15,000円 |
| 8月〜11月 | 10,000円 |
| 12月〜3月 | 5,000円 |
**同じ制度でも、4月に申請するか12月に申請するかで3倍違います。**年度が替わったら早めに申請してください。
請求は年度内に1回。実費が限度額を超えた時点で請求できます。チャージや給油の領収書、印鑑、振込先の口座がわかるものを持参します。ICカードは、駅などの専用機械でチャージしたときに出るカード番号が記載された領収書が必要です。
自動車燃料費は、障害のある方が自分で所有・運転する場合か、家族等の介護者が専らその方のために使用している場合が対象です。
福祉タクシー券
埼玉県内に本社・営業所があるタクシー会社、埼玉県個人タクシー協会加入の個人タクシー、朝霞市と契約したタクシー会社で、初乗運賃分に使えます。
- 申請時期によって交付される枚数が変わります(詳細は市に問い合わせ)
- 紛失した場合の再交付はできません
- 令和5年4月から、1回の乗車で2枚まで使えるようになりました。ただし乗車料金が初乗運賃相当額の2倍以上になる場合に限ります
問い合わせは障害福祉課(タクシー券は障害給付係 048-463-1599、ICカードと燃料費は障害者支援係 048-463-1598)です。
在宅重度心身障害者手当(月5,000円)
在宅の重度心身障害者(児)の負担軽減のための手当です。
- 対象 身体1・2級/療育○A・A・B/精神1・2級をお持ちで、市内に住所がある65歳未満の方
- 支給額 月額5,000円(年2回、9月と3月にまとめて)
- 本人が住民税課税の場合は支給停止になります(毎年8月に確認)
64歳までに受給資格を認定された方と、令和4年9月30日までに認定されていた方は、65歳以降も引き続き受給できます。
支給は申請日の翌月からです。さかのぼりません。手帳の交付時や転入時に申請することになっていますが、手帳の有効期限が切れた場合は、新しい手帳の交付後にあらためて登録が必要です。ここで抜け落ちることがあります。
次のいずれかに当てはまる方は対象外です。
- 特別障害者手当・障害児福祉手当・経過措置による福祉手当を受給している方(障害児福祉手当受給者のうち超重症心身障害児を除く)
- 障害者支援施設、児童養護施設等に入所している方
- 特別養護老人ホーム等の施設に入所している方
- 法令に基づく命令により入院した方
重度心身障害者医療費助成
保険診療の一部負担金が助成されます。対象は身体1〜3級/療育○A・A・B/精神1級です。
注意すべき点が2つあります。
- 平成27年1月1日以降に障害者手帳の申請をした65歳以上の方は、手帳の等級にかかわらず対象外です
- **所得制限があります。**扶養親族0人で所得3,604,000円(給与収入換算5,180,000円)、1人で3,984,000円(同5,656,000円)、以降1人増えるごとに380,000円ずつ上がります
支給の方法は自己負担額で変わります。月額21,000円未満は病院の窓口で助成される現物給付、21,000円以上は一度払って後から返してもらう償還払いです。令和6年10月から、後期高齢者医療の加入者も現物給付の対象になりました。
精神障害者保健福祉手帳1級の方は精神病床の入院費が対象外です(65歳以上で後期高齢者医療に加入している方は対象になります)。自立支援医療などほかの公費負担医療が使える場合は、そちらが優先です。
加入している健康保険が変わったときは、受給資格内容変更届の提出が必要です。
交通の割引
バス運賃
乗車の際に手帳を提示すると割引になります。
- 普通乗車券 5割引
- 定期券 3割引
- 取り扱いは首都圏で運行する主なバス(会社や区間によって取り扱いが異なる場合があります)
- 身体障害者手帳(第1種)または療育手帳をお持ちの方は、介護者も割引になります
市内循環バス(わくわく号)特別乗車証
障害者手帳をお持ちの方に特別乗車証が交付されます。運賃を支払うときに提示すると、記名された本人は無料です。
身体1種・精神1種・療育1種2種の方は乗車証に「要介護」の表示がつき、介護者も1名無料になります(介護者に乗車証は不要です)。
わくわく号以外には使えません。記名した人以外は使えず、貸し借りもできません。手帳を持たなくなったときや市外へ転出したときは返納します。紛失・破損した場合は再交付を受けられます。交付は障害福祉課障害給付係(1階12番窓口)です。
有料道路通行料金
身体障害者手帳をお持ちの方が自ら運転する場合、または第1種の身体障害者手帳・療育手帳をお持ちの方を乗せて本人以外が運転する場合に割引を受けられます。
障害のある方1人につき自動車1台を事前登録できます。ETCで割引を受けるには、自動車の事前登録とETC利用申請が必要です。事前登録をしていない場合でも要件を満たす自動車は対象になります。
自動車検査証の「自家用・事業用の別」が自家用であることが条件です(事業用は対象外)。
生活の割引・給付
NHK放送受信料
全額免除になるのは次の場合です。
- 生活保護等の公的扶助を受けている
- 身体障害者手帳をお持ちの方がいる世帯で、世帯構成員全員が市町村民税非課税
- 知的障害と判定された方がいる世帯で、世帯全員が非課税
- 精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方がいる世帯で、世帯全員が非課税
半額免除は、視覚・聴覚障害の身体障害者手帳、重度(1級・2級)の身体障害者手帳、重度の知的障害、精神障害者保健福祉手帳1級の方が、世帯主で受信契約者である場合です。
申請書に記入して市の窓口で免除事由の証明を受け、その申請書をNHKへ提出(郵送)します。窓口は障害福祉課などです。
紙おむつの支給
身体1級・2級または療育○A・Aで、3歳以上65歳未満の常時おむつを使用している方が対象です。市が指定する商品から1つを選ぶと、毎月事業者が配送します。
次の方は対象外です。
- 本人の市民税所得割額が33,000円以上の方
- 障害者支援施設、障害児入所施設、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設に入所している方
- 生活保護制度または日常生活用具給付制度で紙おむつの支給対象となる方
- 3か月を超えて入院している方
市内施設の割引
手帳を提示すると、**わくわくどーむ(健康増進センター)**の施設利用料と、自転車駐車場の使用料が免除・減免されます。
窓口
障害福祉課(市役所1階12番窓口)です。担当が係で分かれています。
- 障害給付係 048-463-1599(手当、特別乗車証、福祉タクシー券、紙おむつ)
- 障害者支援係 048-463-1598(ICカード、自動車燃料費、バス運賃割引)
市はこのほか、日常生活用具の給付・貸与、自動車改造費の補助、運転免許取得費の補助、NET119緊急通報システム、ミライロID(デジタル障害者手帳)、埼玉県の思いやり駐車場制度なども案内しています。
出典(いずれも2026年9月9日確認)
- 朝霞市「在宅重度心身障害者手当」
- 朝霞市「福祉タクシー券」「バス・鉄道共通ICカード利用料の助成」「自動車燃料費の補助」
- 朝霞市「重度心身障害者医療費助成」(2024年10月1日更新)
- 朝霞市「バス運賃の割引」「市内循環バス特別乗車証」「有料道路通行料金の割引」
- 朝霞市「NHK放送受信料の免除」「在宅重度心身障害者 紙おむつ支給」「市内施設等の割引」
