朝霞の歴史
江戸 1603〜1868明治・大正 1868〜1926

黒目川 ― 水がつくった朝霞の産業

水車が回っていたころのまち

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黒目川沿いを歩く人は多くても、この川がかつて工場を動かしていたことを知る人は多くありません。

水車が動力だった時代

電気もモーターもない時代、水の流れは貴重な動力でした。

黒目川とその周辺の用水には水車が設けられ、精米や製粉、そして金属や紙の加工に使われたと伝えられています。明治以降、この水力を背景に、朝霞では地場産業が発達しました。

確認中の論点

水車の数、産業の規模、いつ最盛期を迎えたのかについては、『朝霞市史』および市指定文化財の関係資料で確認を進めています。数字を伴う記述は、確認できたものだけを掲載します。

湧水のまち

朝霞は、台地の縁から水が湧き出す土地でもありました。

2010(平成22)年9月、市内の湧水「代官水」が朝霞市指定天然記念物に指定され、2012(平成24)年2月から公開されています。

かつての朝霞が、どれほど水に恵まれた土地だったか。いまも残る湧水は、その手がかりです。

川と暮らしの、いま

黒目川はいま、桜並木と遊歩道で知られています。散歩やジョギングの人が絶えません。

一方で、2014(平成26)年6月には1時間あたり103ミリという集中豪雨が市を襲い、浸水被害が出ています。市はその後、止水板設置費の補助制度を創設しました。

恵みでもあり、備えるべき相手でもある。川との付き合い方は、いまも続く課題です。

むかしと、いま

同じ場所が、いまはどうなっているか。

むかし

水車の動力源としての黒目川

いま

桜並木と遊歩道

むかし

台地の縁から湧き出す水

いま

市指定天然記念物「湧水代官水」(2010年指定)

むかし

氾濫と隣り合わせの暮らし

いま

止水板補助制度・浸水対策(2014年豪雨を受けて)

この記事に出てくる場所

実際に行ける場所には、地図へのリンクがあります。

黒目川遊歩道

埼玉県朝霞市(黒目川沿い)

桜の名所として知られています。

湧水代官水

埼玉県朝霞市

2010(平成22)年9月、朝霞市指定天然記念物に指定。公開日は市の案内をご確認ください。

この記事に関わる年表

  1. 平成・令和

    湧水「代官水」が市の天然記念物に指定

    市内に残る湧水が朝霞市指定天然記念物となりました。2012年2月からは公開されています。

出典と、調査中のこと

参考にした資料

  • 朝霞市「朝霞市のあゆみ」(市公式サイト)市制施行(1967年)以降の年表。本サイトの近現代の記述はこれを基礎としています。
  • 『朝霞市史』(朝霞市)朝霞市立図書館・朝霞市博物館で閲覧できます。市制施行前の記述は、順次この一次資料で確認を進めています。
  • 朝霞市博物館常設展示で、原始から現代までの朝霞の歩みを見ることができます。

まだ裏が取れていないこと

  • 水車の設置数と、その分布
  • 地場産業(伸銅・製紙)の成立時期と規模
  • 市指定有形文化財に関係する古文書の内容

これらは『朝霞市史』などの一次資料で確認を進めています。 確認できしだい、この記事を更新します。ご存じの方は、下のフォームからお知らせいただけると助かります。

昔の朝霞を、教えてください

このページは、資料を調べながら少しずつ書いています。 「ここは違う」「昔はこうだった」というお話があれば、ぜひお寄せください。 対象:黒目川 ― 水がつくった朝霞の産業

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