市は「朝霞市内で詐欺被害が急増しています」として、特殊詐欺への注意を呼びかけています。手口は毎年変わりますが、言われる言葉はだいたい決まっています。市が挙げている文句をそのまま載せます。ご家族が同じことを言われたら、それは詐欺です。
市が挙げている3つの手口
還付金詐欺 「還付金があるので手続してください」
自治体の職員などを名乗り、医療費・税金・保険料について「還付金があるので手続してください」と言って、ATMを操作させます。操作させられているのは、実際には犯人の口座への送金です。
市は、「還付金」以外に「給付金」「過払い金」「手続票の再交付」という言い方をする場合もあると書いています。
覚えておくことは1つです。市役所がATMの操作を電話で指示することはありません。お金が戻るのにATMへ行く必要はありません。
オレオレ詐欺 「鞄を置き忘れた」「示談金が必要だ」
親族などを名乗り、「鞄を置き忘れた。小切手が入っていた。お金が必要だ」「交通事故を起こして、示談金が必要だ」などと言って現金をだまし取ります。
市が書いている中で見落とされがちなのが「前触れ電話」です。市は「事前に家族の名前や家族構成、資産状況を確認する前触れ電話も確認されています」としています。お金の話が出ない電話が、本番の下調べになっていることがあります。「息子さんの携帯番号が変わりましたよね」「お宅は何人家族ですか」といった電話に答えないでください。
預貯金詐欺 「口座が犯罪に利用されています」
警察官や銀行協会の職員を名乗り「あなたの口座が犯罪に利用されています。キャッシュカードの交換手続が必要です」と言ったり、役所の職員を名乗り「医療費などの過払い金があります。こちらで手続をするのでカードを預かります」と言って、暗証番号を聞き出し、キャッシュカードや通帳をだまし取ります。
警察も銀行も市役所も、キャッシュカードを預かりません。暗証番号も聞きません。
市が挙げている、被害に遭わないための5つ
- 知らない電話に出ない(ナンバーディスプレイ機能を使う、あるいは常に留守番電話の設定にしておく)
- すぐに振り込まず、家族や親戚、ご近所、警察に相談する
- 預貯金残高や暗証番号を聞かれても教えない
- あらかじめ、家族同士で合言葉を決めておく
- 警察庁が推奨するアプリで、犯人が使う国際電話番号などをブロックする
このうち効き目が大きいのは1つ目です。電話に出なければ、どんなにうまい話術も届きません。離れて暮らす親に一つだけ頼むなら、留守番電話を常時オンにしてもらうことだと思います。
不審に思ったらどこへ
| 相手 | 電話 | こんなとき |
|---|---|---|
| けいさつ総合相談センター | #9110 | 少しでも不安を感じたとき。緊急でない相談の番号です |
| 朝霞警察署 | 048-465-0110 | 市内のことを直接相談したいとき |
| 朝霞市消費生活センター | 048-463-1111(内線2256) | 契約してしまった、お金を払ってしまったとき。月〜金10時〜12時・13時〜16時、予約不要 |
いま被害が起きている、犯人が来ているというときは110番です。
すでに契約やお金の支払いをしてしまった場合は、詐欺ではなく悪質商法の可能性もあります。市は消費生活相談について「金額が低かったから、被害にあった自分も悪いからとあきらめることはありません」と呼びかけています。土曜・日曜・祝日に相談できる窓口もあり、朝霞市の相談窓口一覧にまとめています。
離れて暮らす親が心配なとき
市には高齢者の見守りの仕組みがあります。75歳以上のひとり暮らし等で住民税非課税世帯の方には見守りライトの設置や月1回の訪問(どちらも無料)、新聞を購読している65歳以上のひとり暮らし・高齢者のみ世帯には新聞販売店による見守りがあります。窓口は高齢者・地域福祉課 高齢者あんしん係(048-463-1921)。朝霞市の高齢者支援・サービス一覧にまとめています。
市は防災行政無線でも振り込め詐欺の注意を流しています。放送の内容は市のホームページでも公開されます。
