「ペットは避難所に連れて行けない」と思っている方が少なくありませんが、朝霞市は「災害時の避難は、ペットと一緒に避難所に避難すること(=同行避難)が基本」としています。ただし、そのまま一緒に過ごせるわけではありません。ここを勘違いしたまま当日を迎えると、行き場を失います。
「一緒に避難する」と「一緒に過ごす」は違います
市は「避難所の限られたスペースで受け入れるためには、日ごろの生活と異なり、飼い主とペットが一緒に生活することはできません」と書いています。受け入れの形は次のとおりです。
- ペットのスペースは原則として屋外です。雨天時のために屋内スペースが用意されます
- 屋内スペースに入れるのは、飼育ケージ・キャリー・カゴなどに入っている小型のペットだけです
- 屋内では種別に部屋を分けられません。タオルや段ボールなどの仕切りで目隠しをするか、できる限り種別に離す対応になります
大型のペットや、特別な飼養設備が必要なペットは、屋内での受け入れが困難です。市は、ペットが慣れている親戚・知人・動物病院・民間団体などに緊急時に預けられるか事前に確認しておくよう勧めています。自宅での在宅避難や車中泊も選択肢として挙げています。
ペットを屋内で受け入れる避難場所は28か所
市の指定避難場所42か所のうち、「ペット屋内受入」に○が付いているのは28か所です。雨のときに屋内へ入れるかどうかが、ここで分かれます。
| 屋内受入ができる避難場所(28か所) | 所在地 |
|---|---|
| 朝霞第一小学校 | 膝折町4-11-7 |
| 朝霞第二小学校 | 岡3-16-13 |
| 朝霞第三小学校 | 大字浜崎230 |
| 朝霞第四小学校 | 幸町1-6-9 |
| 朝霞第五小学校 | 泉水3-16-1 |
| 朝霞第六小学校 | 本町1-25-1 |
| 朝霞第七小学校 | 北原2-6-1 |
| 朝霞第八小学校 | 栄町5-1-41 |
| 朝霞第九小学校 | 大字台295 |
| 朝霞第十小学校 | 大字溝沼828-1 |
| 朝霞第一中学校 | 大字膝折2-31 |
| 朝霞第二中学校 | 大字岡199 |
| 朝霞第三中学校 | 大字溝沼1043-1 |
| 朝霞第四中学校 | 栄町5-1-60 |
| 朝霞第五中学校 | 大字宮戸1580 |
| 南朝霞公民館 | 溝沼1-5-24 |
| 北朝霞公民館 | 朝志ヶ丘1-4-1 |
| 東朝霞公民館 | 根岸台6-8-45 |
| 内間木公民館 | 田島2-18-47 |
| 西朝霞公民館 | 膝折町4-19-1 |
| 弁財市民センター | 西弁財2-2-3 |
| 朝志ヶ丘市民センター | 朝志ヶ丘3-8-16 |
| 宮戸市民センター | 宮戸1-2-60 |
| 栄町市民センター | 栄町4-4-26 |
| 仲町市民センター | 仲町1-2-16 |
| 溝沼市民センター | 大字溝沼1057-3 |
| 根岸台市民センター | 根岸台2-15-12 |
| 膝折市民センター | 膝折町1-7-40 |
屋内受入の○が付いていない14か所
| 避難場所 | 所在地 |
|---|---|
| 浜崎保育園 | 大字浜崎662-1 |
| 東朝霞保育園 | 根岸台1-5-27 |
| 溝沼保育園 | 溝沼7-13-11 |
| 本町保育園 | 本町1-20-4 |
| 根岸台保育園 | 根岸台8-2-41 |
| 北朝霞保育園 | 朝志ヶ丘1-3-26 |
| 栄町保育園 | 栄町1-5-43 |
| 泉水保育園 | 泉水2-12-11 |
| さくら保育園 | 大字溝沼435-1 |
| 宮戸保育園 | 宮戸4-6-2 |
| 仲町保育園 | 仲町2-4-31 |
| 青葉台公園 | 大字膝折2-30 |
| 県立朝霞高等学校 | 幸町3-13-65 |
| 東洋大学朝霞キャンパス | 大字岡48-1 |
この14か所のうち11か所は保育園です。保育園は「緊急避難場所」であって「避難所」ではなく、泊まることが想定されていません。洪水のときは使えない避難場所もあるので、災害の種類ごとの可否は朝霞市のハザードマップと避難場所で確かめてください。お住まいの地域ごとの一覧は地域別のページにも載せています。
食べ物も備品も、避難所にはありません
市ははっきり書いています。「避難所には、ペット用の食料、備品等の備蓄はありません。ペット用の食料、備品等は、飼い主が用意してください」。人用の備蓄はあってもペット用はない、ということです。
市が挙げている7つの備え
- 最低限のしつけをしておく。犬は不必要に吠えないように
- 首輪や名札・鑑札・狂犬病予防注射済票をつけておく。脱落の心配がないマイクロチップも装着すれば安心
- ケージやキャリーバッグに入ることに慣れさせておく。人にも慣らしておく
- ワクチンの接種や寄生虫の駆除。災害時は感染症の危険が高まります
- ペットの写真と記録(注射や病気の記録)を用意しておく
- 長期保存できる餌、飲み物、薬を用意しておく
- 災害時のペットの扱いについて、ご近所とコミュニケーションをとっておく
3番は当日になって急にはできません。ふだんケージに入れていない犬や猫を、避難のときだけ入れようとしても嫌がります。短い時間から慣らしておくことです。
「ペット防災手帳」が無料で作れます
市は朝霞市版の「ペット防災手帳」をPDFで配っています。同行避難に備えて持ち歩ける記録簿です。作り方は市のページに書かれています。
- A4用紙に両面で印刷する
- 印刷した用紙を半分に切る
- ページ番号順にそろえ、ホチキスで留める
注射や病気の記録は、預け先を探すときにも要ります。先に作っておいてください。
動物が苦手な人も避難してきます
市は「避難所には、動物の苦手な方や動物アレルギーの方もいます。臭い・鳴き声、抜け毛などについて普段以上に周囲に配慮することが必要です」としています。同行避難が続くかどうかは、この配慮にかかっています。
ふだんの飼育の決まりは朝霞市のペット飼育に関するルールにまとめています。
