市政情報

朝霞市の使用料・手数料の見直しに関する基本方針(素案)

朝霞市が令和8年10月13日必着で市民コメントを募集している「使用料・手数料の見直しに関する基本方針(素案)」の中身をまとめました。市民が施設を使う料金は変わりません。変わるのは、現行200円の証明書手数料を300円にする案と、市外の方の料金です。コンビニ交付は令和9年3月から6月まで1通10円になる案です。意見の出し方と締切も載せています。

朝霞市議会議員 わたなべ竜二市の公式情報を2026年9月23日に確認

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意見を出せるのは令和8年10月13日(火曜日)必着までです。朝霞市が「使用料・手数料の見直しに関する基本方針(素案)」について市民コメント(意見募集)を行っています。素案と参考資料はPDFで公開されていますが、改定案の中身は参考資料1〜3に分かれて入っているため、素案だけを読んでも何がどうなるのかが分かりません。3つの資料の中身をまとめました。

先に結論。市民が施設を使うときの料金は変わりません

改定案で変わるのは、次の2つです。

  • 証明書などの手数料…現行200円のものを300円にする案
  • 市外の方が施設を使うときの料金…市民センターと公民館を1.5倍から2倍に。溝沼子どもプールと自転車駐車場に市外料金を新設

朝霞市民が市民センターや公民館、体育施設を使うときの料金は、この案では変わりません。また、コンビニ交付の手数料は、いまより安くなる案になっています(下で説明します)。

証明書の手数料を200円から300円にする案

朝霞市手数料徴収条例の別表第1で、現行の手数料が200円のものを300円にする案です。市は「改定率の上限を現行の1.5倍以内とする基本方針に基づき」200円から300円にしたと説明しています。

手数料年間件数(令和6年度)基準手数料現行改定案志木市和光市新座市
住民票46,064件476円200円300円200円300円300円
印鑑登録証明書22,984件340円200円300円200円300円300円
公課に関する証明6,555件351円200円300円200円300円300円
固定資産に関する証明6,318件349円200円300円200円300円300円
戸籍の附票1,607件473円200円300円200円300円300円
納税証明書1,287件374円200円300円200円300円300円
固定資産名寄帳の写しの交付780件398円200円300円200円300円300円
公図の写しの交付779件716円200円300円200円300円
住民票記載事項証明書647件473円200円300円200円300円300円
住民基本台帳に係る証明135件1,013円200円300円200円300円300円
営業に関する証明56件1,182円200円300円200円300円300円

件数が示されている11種類を足すと、年間87,212件になります。ほかに「その他の証明」(道路幅員証明、医療費返納金納入証明書、下水道敷地境界証明書など)も一律300円にする案です。

戸籍謄本・戸籍抄本・除籍などは、この案の対象外です。法定手数料によるものなので現行のままです。

「基準手数料」は、その証明を出すのに実際にかかっている費用として市が算出した額です。住民票は476円、公図の写しは716円、住民基本台帳に係る証明は1,013円、営業に関する証明は1,182円と、いずれも現行の200円を上回っています。市は、改定率の上限を1.5倍以内とする方針から、基準手数料までは上げずに300円にしたと説明しています。

近隣の状況について、市は和光市と新座市は既に300円に改定しており、志木市も改定の意向は概ねあるとの回答だったとしています。

コンビニ交付は、逆に安くなる案です

住民票・印鑑登録証明書・課税(非課税)証明書は、マイナンバーカードがあればコンビニで取れます。この手数料は、窓口とは別の動きをします。

時期窓口コンビニ
令和8年6月まで200円200円
令和8年7月〜令和9年2月(実施中)200円100円
令和9年3月200円10円
令和9年4月〜6月300円(案)10円
令和9年7月以降300円(案)200円

令和9年3月から6月までの4か月間だけ、コンビニ交付が1通10円になる案です。市は「3月が窓口交付繁忙期のため」「窓口の混雑を緩和するため」と説明しています。令和9年7月からは200円に戻す案で、これは令和8年6月までの手数料と同じ額です。

コンビニ交付の利用は増えています。市の資料によると、住民票・印鑑登録証明書・課税(非課税)証明書の合計で、コンビニ交付の割合は令和7年7月が31.8%、令和8年6月が40.2%、令和8年7月が44.5%です。市は60%を目標にしています。

市外の方の料金を上げる案

朝霞市に住んでいない方が施設を使うときの料金についての案です。市民の料金は変わりません。

1. 市民センターと公民館を1.5倍から2倍に

現在、市外料金を取っている施設のうち、市民センター(集会施設)と公民館(コミュニティセンターを含む)が1.5倍です。これを2倍にする案です。市民会館、斎場、産業文化センター、健康増進センター(わくわくどーむ)、体育施設は、いまも2倍なので変わりません。

市の説明は次のとおりです。市民センターと公民館は受益者負担割合が50%に設定されていて、維持管理費の半分を利用者が、残り半分を市民の税金で負担しています。市外料金が1.5倍だと、市外の方が使っているのに25%を市民の税金で負担していることになり、負担の公平性に欠ける、というものです。

2. 溝沼子どもプールと自転車駐車場に市外料金を新設

いま市外料金がない施設のうち、溝沼子どもプール自転車等駐車場に市外料金を設ける案です。溝沼子どもプールの案は次のとおりです。

区分現行改定案(市内)改定案(市外)
未就学児無料無料無料
小学生100円100円200円
付添人200円200円400円

市は理由として「近隣3市に市営の屋外プールがなく、市外からの利用者が多いことが見込まれるため」としています。溝沼子どもプールの利用案内もあわせてご覧ください。

なお、使用料をそもそも取っていない施設は、女性センター、リサイクルプラザ、老人福祉センター、児童館、都市公園、子ども相談室、学校給食センター、博物館、埋蔵文化財センター、柊塚古墳歴史広場、重要文化財旧高橋家住宅、図書館です。使用料は取っているが市外料金がない施設は、総合福祉センター、障害者ふれあいセンター、朝光苑、高齢者住宅、放課後児童クラブ、保育園、駐車場です。

市がこの見直しを行う理由

市は素案で次のように説明しています。エネルギー価格や物価の上昇で施設の維持管理費が増えている一方、長期間にわたって使用料・手数料が据え置かれているため、利用者負担が適正に確保されていない。また、少子高齢化や人口減少に伴って老朽化した公共施設の改修や建て替えが必要になり、今後の財政運営は厳しさを増すと見込んでいる。そこで統一的な算出ルールを定め、サービスを利用する方と利用しない方(税金のみ負担する方)との間の負担の公平性を確保する、というものです。

意見の出し方(令和8年10月13日必着)

締切は令和8年10月13日(火曜日)必着です。募集は令和8年9月14日(月曜日)から始まっています。

意見を出せる方

  • 市内に住所がある方
  • 市内に事務所または事業所がある方
  • 市内の事務所または事業所に勤務する方
  • 市内の学校に在学する方
  • この素案について利害関係がある方

書くこと 個人の場合は氏名と住所(押印は不要)。法人や団体の場合は事務所の名称、代表者の氏名、事務所の所在地。それと意見とその理由です。

出し方 郵送、Fax、電子メール(seisaku_kikaku@city.asaka.lg.jp)、または政策企画課の窓口へ直接。様式は問いません。

ここに注意してください。匿名と電話での受付はできません。メールで出す場合は、件名に「使用料・手数料の見直しに関する基本方針(素案)の意見」と書き、添付ファイルは使わずメール本文に書いてください。

資料が置いてある場所 市ホームページ、市政情報コーナー、内間木支所、各出張所、各公民館(中央公民館を除く)、図書館(北朝霞分館を含む)、市民会館(ゆめぱれす)、斎場、各市民センター、産業文化センター、自転車駐車場、体育施設(体育館、武道館、青葉台公園テニスコート、滝の根テニスコート、内間木公園テニスコート、中央公園野球場、陸上競技場)、政策企画課です。

問い合わせは市長公室 政策企画課 政策企画係(048-463-3089)です。

出典

このページは、朝霞市が公開している素案と参考資料1〜3の内容をまとめたものです(2026年9月23日確認)。これは現時点の素案であり、決まったものではありません。市は「今回の改定案については、行政改革幹事会および行政改革推進本部会議に諮る」としています。最新の内容は市のページでご確認ください。

朝霞市議会議員 わたなべ竜二
この記事の執筆・検証:わたなべ竜二 (朝霞市議会議員・国民民主党)

元システムエンジニア。朝霞市の暮らしの情報を、市などの公式情報と照合して掲載しています。 誤りに気づいたら、ページ内のLINEからそのまま教えてください。

この街で子育てする、ひとりの父親の話
26万分の1の難病を生きる息子。
——僕が政治を志した、本当の理由。

退院の日に鳴った一本の電話。半年間の付き添い入院。そして、会社をたたんだ決断。 朝霞市議・わたなべ竜二の原点になった出来事を、ありのままに書きました。

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よくある質問

朝霞市民が公民館や体育館を使う料金は上がりますか。
この素案では変わりません。上がる案が出ているのは、市外の方が市民センターと公民館を使うときの料金(市内料金の1.5倍から2倍へ)と、溝沼子どもプールと自転車駐車場に新しく設ける市外料金です。市民会館、斎場、産業文化センター、健康増進センター、体育施設の市外料金は、いまも2倍なので変わりません。
住民票の手数料はいくらになりますか。
窓口で取る場合、現行200円を300円にする案が出ています。一方コンビニ交付は、令和8年7月から100円になっていて、案では令和9年3月から6月までの4か月間は1通10円、令和9年7月からは200円です。決まったものではなく、令和8年10月13日まで意見を出せます。
戸籍謄本の手数料も上がりますか。
この案の対象外です。戸籍法に基づく法定手数料(戸籍謄本、戸籍抄本、除籍等)は現行のままとされています。
意見はどうやって出しますか。
郵送、Fax、電子メール(seisaku_kikaku@city.asaka.lg.jp)、または政策企画課の窓口へ直接出します。様式は問いません。氏名と住所、意見と理由を書いてください。匿名と電話での受付はできません。メールの場合は件名に「使用料・手数料の見直しに関する基本方針(素案)の意見」と書き、添付ファイルは使わず本文に書きます。締切は令和8年10月13日必着です。

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